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報告書 部会・研究会 | 組織と活動 | 触媒学会

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Academic year: 2018

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6. 部会・研究会アニュアルレポート

重合触媒設計研究会

. はじめに

通常の有機合成とは異なり、重合触媒には、活性、立体選択性、位置選択性に加えて、分子

量分布、共重合組成、粒径、密度の制御など多種多様の性能が要求される。これらすべての

要求を満足し、かつ生産性に優れた触媒を設計することは至難の技である。オレフィン重合

の分野では、メチルアルミノキサンの発見を契機に発展したシングルサイト触媒により、均

質なオレフィン共重合体や高シンジオタクチックポリマーなど、従来の触媒系では合成の困

難であったポリマーの実用化も進んでいる。縮合重合の分野でも、触媒移動重合の発見によ

り、さまざまな π 共役系ポリマーの精密合成が可能となってきた。本研究会は、様々な機関 に所属する重合触媒関連の研究者が自由に情報交換や討論できる場を設け、研究者間の交流

を促進することにより、この分野の発展に寄与することを目的に活動を行っている。

. 研究会活動の概略、動向、展望

重合触媒設計研究会では、高分子合成・高分子物性に関する年 1 回のセミナー開催と触媒

討論会Aへのセッション参加を中心に、重合触媒に関係する研究者間の情報交換を行ってき

た。特に、2005年には当研究会主催でAsian Polyolefin Workshop(APO)を立ち上げ、第2回

は2007年に杭州、第3回は2009年にソウル、第4回は2011年にバンコク、第5回は2013

年に北京、第6回は2015年に触媒学会主催で首都大学東京・野村琴広教授を組織委員長とし

て首都大学東京南大沢キャンパスで、第7 回は2017年10月23-27日に天津大学(組織委員

長・Prof. Yuesheng Li)にて開催され、次回は2019年に広島にて開催することが決定した。

2017年度研究会関連行事は下記の通りである。

1)第120回触媒討論会(9月12~14日、愛媛大学)にセッション参加

2)「機能化ポリオレフィンに関する最近の話題」と題し、下記のプログラムでセミナーを

開催

2017年1月26日13:30~16:50、キャンパスイノベーションセンター(港区芝浦3-3-6)

プログラム

1. “単核および二核パラジウム錯体触媒による新しいオレフィン重合”

(東工大)竹内大介

2. “機能性ポリオレフィンの研究開発”

(三菱ケミカル)清水史彦

3. “機能性ポリマーの自由体積空隙サイズと物性・機能との相関解析”

(産総研)萩原英昭

3.世話人代表

塩野 毅 〒739-8527 広島県東広島市鏡山1-4-1 広島大学大学院工学研究院

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